通信制大学生 つき

現役学生、奮闘中!

#3 通信制大学生のつくりかた。

 

3分クッキング。通信制大学生のつくりかた。

 

2回更新してきたブロブの中で、そういや自己紹介してないなと気付きました。

(今さら。)

 

通信制大学生と一口にいってもまあ色々な人いると思うんですけど

というか実際いるんですけど、

まあその一例としてつきの場合を記録しておこうかと思います。

 

 

つき。

現在23歳。

生まれも育ちも北海道。なのに寒さにめっぽう弱い。

 

普段は勉強しながら

緑色エプロンが特徴の某カフェチェーンでアルバイトしてます。

アルバイト歴は5年目になります。

 

 

通信制に入ったのは

中学3年の時に体調を崩して起き上がっているのがやっとレベルまで

体力がなくなってしまったためです。

 

元々あまりプレッシャーに強くない人間だったので

受験や本来の性格ではあまり向いていると思えない生徒会の仕事など

優等生のようなキャラクターで学校で頑張りすぎた限界が

重なって一気に来てしまった形ではないかという話でした。

 

一度は体調を崩しても学校には通いたい、いわゆる高校生になりたいと思い

通学制の高校に入学しましたが結局体力がもたず

このまま通っても単位が足りないと分かったので1年3月で退学。

 

体力をつけるだけのための1年を過ごす中で

「やっぱり大学で勉強したいから高校には通おう」と決め

私でもできる学習スタイルは何かと模索していた時に

当時お世話になっていた主治医の先生の勧めで知ったのが

通信制高校の存在でした。

 

その後親にもろくな相談をせず、ここに通おうと面談に申し込み

結果その通信制高校に入学して20歳の時に卒業。

 

高校の途中から入って続けていたアルバイト先での学びも基調で

その時間も作りながら

好きな言語学も学べるという理由で大学も通信教育タイプを選び

現在3年生です。

 

文学部で主に言語(日本語)や文学の勉強をしています。

文系、というよりかは日本語で文を書く作業が好き。

あと理系の内容にめっぽう弱いので必然的にこっちになりました。

 

 

個人的に趣味は旅行。もっぱら行くのは国内ですが。

友だちとも行きますし、一人でも行きます。

来週バイト連休入ってるなぁと気付いて唐突に飛行機のチケットを取り

来週〇〇行ってくるわ、ということもあります。

 

ひとりの時間は大好きで逆にないと息が詰まりますが、

友だちと過ごす時間も大好きです。

これは私の特性というか、世の中そんな人多いですよね。わかる。

 

体調に関しては今でもケアは必要ですが

人より体のリズムが崩れやすくて休みが欲しいただの元気な人になりました。

大体、そんなもんです。

 

 

通信制大学は、私にとって良い環境だと思っています。

もちろんやりたい学習はしながら、その他の興味あるものにも最大限の時間を

使うことが出来るので。いい選択だったと思っています。

これで就活の内定さえ取れたらもう文句なし!

それに関しては今後実況的に記録残しておこうと思っています。

 

通信制大学に関してはまた追々。

どんなシステムなのか、など私が通っている大学について簡単に

こちらで書いていきますのでよかったらご参考にしていただければ。

 

ではでは、また今度~。

 

#2 通信制大学生の日常は穏やかに追われている。

 

 

そんな大した一日は送っていません。

 

が、通学制に通っている学生のバイト仲間等によく

 

「つきさんのプライベートわかんないんですけど、どんな生活してるんですか…?」

「学校に通わないってどんな一日になるんですか?」

 

など聞かれるので、参考程度に残しておきましょう。

そりゃそうだ、私も通学生のみんなの一日の流れいまいち分かんないもん。

共有でもしときましょか、のノリです。

 

 

大事なことなのでもう一度言いますが、大した1日は送っていません。

 

シンプルに言ってしまうと、勉強してバイトして趣味のことも進める。

たまにお出かけ。

インドア通信制大学生の1日はこんなものです。

 

 

通信制に通うことのメリットは、拘束時間が非常に短いことです。

大学の勉強を行う時間は特に決められていません。

 

それぞれ選ぶ大学によっては生配信の授業があって、などあるかもしれませんが

基本私が在学している大学に関しては各自テキストを用意して学ぶか

映像授業に関しても録画配信なので好きな時間に起動して勝手に勉強する形で

まれにスクーリングといって一週間から二週間ほど東京のキャンパスに

通学する以外は特に定められていません。

(東京在住の人は毎日夜に通う、などもあるようですが地方民にはありません。)

 

なので、基本私は何をやっているかというと ”バイト” です。

私は体力に自信がないので1日6時間ほどバイトをしています。×週3。

 

つまりはバイトのメンバーに「普段何してんすか?」と聞かれますが

答えは「基本バイト」です。

あなたが今目の前で見ている私が普段やっていることをしている私です。

わかりやすい。体現して答える。非常にわかりやすい。

 

 

学習はおもに家で休みの日(=バイトのない日)に1日1,2時間ほど。

リポートに追われている時期には5時間ほど。

気分を変えたいときにはバイト先の客席にマイパソコンを持ち込んで

そこで1,2時間ほどやることもあります。カフェなのでちょうどいいです。

 

先ほど学習の時間が決まっていないので好きな時にやれるのがメリットと書きましたが

同時にデメリットでもあります。

 

授業のように強制的に学ぶ時間というのが設定されていないので

さぼろうと思えば永遠勉強しないこともできますし

学習の監督者も特にいないのでそれを咎める人もいません。

 

当たり前ですが、自己責任です。

 

自分を律する強い気持ちを持つこと。卒業したいという気持ちがあること。

計画を立てて実行する力があること。

 

この辺がやっぱり最低条件としてあるのかなと思います。

そこをさぼると痛い目見ます。

良い例が現状の3年生の私です。

単位を取るのに必死になっています。反面教師にしてください。

 

ただ、前述の1日の学習時間をしっかり確保してコツコツ進めてくることが出来れば

無事4年には上がれるし4年で卒業できる計算です。

実際進級条件が厳しいものではないとはいえ、

10月時点で私も進級条件をクリアしているので4月から4年にはなります。

 

一回の学習がかなり濃密なので学習内容が浅いといったことも感じていません。

まあそこは大学が提供する教材や学習に左右されると思いますが。主観です。

 

 

あとの時間はすでに就職している友だちとご飯に行ったり、

ひとりでお出かけしたり自宅で趣味のゲームをやったりと気ままに過ごします。

 

学校の時間が定まっていない分普通の学生よりはバイトにも長く入れるので

多分ただバイトしている学生の中では平均より収入は多めな方だと思います。

 

 

そんな感じでのんびり暮らしています。

これで社会人になってバリバリ働くことなんてできるんかいというのは

ちょっと不安だったりしますがまぁどうにかなるもんでしょう。

そこの答え合わせは数年後に行うことにします。

 

 

 

はい、そんな感じ。

ね?大した特別なことはしてないでしょ?

 

本当に特別でも何でもないのよ、通信制大学生。これは一例だけど。

 

だからそんなに遠いものと思わないで、

学習形態が違うだけの学生なんだな程度に思ってもらえたら嬉しいです。

 

 

あとこれ自画自賛も込みで通信制学生のことなかなか褒めていいと思ってるんだけど

学習の環境が用意されてるわけでもない中しっかり学習続けているのって

結構根気いることだと思いません?

 

これ自体誇っていいことだと思うんですよ。ガクチカかPRに書けないかなこれ。

 

現役生なんか特に今後働くこと考えたら必ず卒業必須なんだから

のんびり学習していつか卒業できればいいや~、とはわけ違う話で

穏やかに追われている日々を送っているのが現状です。

 

 

そんな感じです。今日は終わり。

また今度学習してる内容とかどんな人が通っているとか、そんなこと書きます。

 

すげ、大学レポートより全然筆が乗るなこれ。

もっと軽やかにレポも書きたいものです。そんじゃ!

 

 

 

 

#1 通信制が”負けてる”だって?

何に対して負けてるって?

 

2021年4月、某通信制大学に入学してから早3年。

就活が始まるにあたってキャリアセンターがない地方在住の通信制大学生が

自力でアプリやサービスを駆使して情報集めに奔走していたころ。

せめて周りにいない同級生の代わりと思って藁をもすがるような思いで

通信制大学生の就活事情についてネットの検索エンジンを頼ったら

こんな言葉たちに出会いました。

 

 

通信制大学の学生は負け組』

『大学が通信制であることを隠して就活した方がいい』

『明らかに負けているので』

 

 

泣きそうになりました。

何に対して負けてるってんだ。

そんなのわざわざ聞かなくてもわかりました。通学制の大学です。

 

一般的に日本では義務教育を終えた後はやはり

通信よりも通学タイプの学校を卒業して社会に出る、という流れが多いし

そのルートを選んだ人たちにとってみれば

少数派の通信制を選んだ人たちのことをかなり遠くに感じることも多いでしょう。

 

通信制を選ぶ学生にはどのような人がいるのか。

どんな背景があってわざわざ少数派の通信制を選んだのか。

そもそも通信制ではどんな学習をしているのか。

 

まあその辺は確かに未知の世界なわけです。わかります。

そして人間の特性として”未知の世界”となると想像が働くわけです。わかります。

そんで、そのうちイメージもある程度想像されたもので固定されるわけです。

 

 

「〇〇ちゃんって、実は素行悪いとかなの...?」

 

 

これ、実際に聞かれたことのある言葉です。マジです。

なんなら、今まで「真面目だね」と言われて生きてきたくらいなんですが

マジで聞かれました。結構本気トーンでした。

 

こんな感じで実際にそっちに通っている身からすれば

「いやいや通信制に通っているイコールそう、なわけあるかい」という話なんですが

通信制の学校に通う人に出会ってこなかった人からすれば

そういうイメージなんだという話です。

通信制=素行が悪い」というフィルターが少なからず存在しているというのが

ここで一個証明された瞬間でした。

 

それが、就活にも関わってくると。

なんてこった。

 

日常的に全然現実とは違うイメージを持たれるのは全く問題ありません。

ただ就活になると数少ない情報から相手には自分を知ってもらわねばならないと。

そういうことですよね。ESや自己PR、そして経歴から読み取ってもらうわけです。

 

その時「通信制」という言葉に相手がどんなイメージを持つのか...?

採用担当の方が通信制に対して前述に似たような印象を持っていたら...?

 

 

話を戻します。

 

実際私は今大3なので(執筆時大学3年9月です)

採用担当の方とお話しするといっても合同イベントですとか

説明会、インターンシップでちらっとレベルでしかなく知識は少ないですが

まあ毎年山ほど大学生と会い続けている採用担当の方々は

きっと通信制への偏見を持っていることは少ないだろうと踏んでいます。予想です。

 

しかし、もしそんな偏見が残っていたら今後私と同じように通信制に通う学生が

就活をするとなったときあまりにも悲しいと。

それにそもそもこんなに就活に関して通信制大学に通っていることで不安になるのって

特性上情報が少ないからなのかなとも思い。

 

残念ながら地方在住だと特に、同じタイミングで就活に入る通信制の同級生も

ほぼいませんので情報交換が通学生に比べて多くありませんし。

 

ということでブログ書いてみました。

長くなりましたがこちらのブログでは

 

 ・これから通信制大学に入学しようか検討している方

 ・現在在学中で周りに同じ境遇の人がいなくて不安がある方

 ・通信制大学やそこに通う人にあまり触れてこなかった方

(・ついでに各企業の採用担当者様)

 

に向けて、現役の学生が実況も交えながら

通信制大学の実態についてなどをメモとして残していこうと思います。

ちなみに言ってしまえば私自身を鼓舞する目的でもあります。

 

面白半分に参考にしてもらえたら幸いです。

 

 

最後に。

 

通信制大学生は、なにも負けてなんかいない。

ただ知られていない事実に正面から向き合っていこうじゃないか!